『Windows 10』にアップデートしてから、PC起動時にNumLockがオフになったりオンになったりと不安定で困っていました。解決したので忘れないように書いておきます。
PC起動時のサインイン時にパスワードを入力しますが、その時にNumLockがOFFになっていると、いちいちONにする必要がありストレスになります。
通常『Windows 10』では終了時のNumLock状態を記憶していて、次回起動時にはその状態を復帰させる機能が付いているらしいですが、なぜかうまく機能していません。
BIOSの設定を確認しましたが、起動時オンの設定になっていました。
PCを使用するときは通常NumLockは常時オンで使用し、そのまま電源をオフにします。
BIOSの設定もオンなのですから次回起動時はオンのはずですが・・・。
いろいろと調べていくとレジストリの操作で解決するとの情報がありましたので、次のレジストリの値を変更してみました。
・レジストリの場所
HKEY_USERS\DEFAULT\Control Panel\Keyboard
・レジストリ名
InitialKeyboardIndicators
・レジストリの値(変更するところ)
変更前:2147483648
変更後:2147483650
レジストリは「レジストリ エディッター」で変更します。
「レジストリ エディッター」は「regedit」。
「regedit」は
1. スタートメニューを右クリック
2. 「ファイル名を指定して実行」
3. 「regedit」と入力
で開きます。
結論から言うとダメ。
オンの時もあるし、オフの時もあります。
何の操作後がオンになって、何の操作後がオフになるのか、再現ができません。
また、「HKEY_CURRENT_USERS\Control Panel\Keyboard」の初期値「2」を「2147483650」に変更するとの情報もありましたが、再起動後「2」に戻ってしまい変更することができませんでした。
最後に「高速スタートアップをオフにするとよい」との情報があったので試してみました。
確かにオンになりました!
しかし、「高速スタートアップをオン」の時より起動に時間がかかるので、NumLockをオンにする操作をした方が起動時間が早いということに。
「高速スタートアップ」は
1. スタートメニューを右クリック
2. 「コントロールパネル」
3. 「システムとセキュリティ」
4. 「電源オプション」
5. 「電源ボタンの動作の選択」
6. 「現在利用可能ではない設定を変更します」
5. 「高速スタートアップを有効にする」
完全解決とはなりませんでしたが、なんとなく原因が判ったので解消としておきます。
まとめ
- 「高速スタートアップをオフ」で改善するが起動速度が遅くなる。
- PC起動の速さを優先する場合は「高速スタートアップをオン」にして「NumLockを起動時に毎回オン」にするしかない。
- この問題はレジストリとBIOSでは解決しない。
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