逆張りはこう攻める!

逆張り トレード手法

「逆張り」とはトレンドと逆方向にポジションを持って取引することです。

何をもってトレンドと逆方向とするのか、という疑問は「順張り(ブレークアウト)はこう攻める!」の「トレンド判定の方法」で説明していますので参考にしてください。

逆張りのエントリー方法

逆張り

①のポイント
この時点では目立った抵抗線がありませんのでエントリーはできません。①の上髭ローソク足を過ぎてからレートが下がっていったところで初めて水平線を引くことができます。

②のポイント
①を過ぎてから引いた水平線に注目します。レートは①の高値を超えていますが、長い上髭のピンバーが出ているので小ロットでの試し売りは可能です。しかし騙しに合う可能性が高くなります。エントリーはピンバーの終値割れで損切りはピンバーの高値超えです。今回の場合は利入れ目標が15pipsだと利確になっていますが、それよりも目標が大きい場合は損切りになっています。

③のポイント
②を過ぎてレートが下がると②の所で再度水平線を引くことができます。②の高値を超えますが②の時よりも長い上髭のピンバーで終わっており、小ロットでの試売りが可能です。損切りポントも②と同じエントリーしたピンバーの高値超えです。エントリー後90pipsまで下がっていますので、ATRの3倍でも十分に利確できている場面です。トリプルトップのネックライン割れで売り増しもできる場面でした。

④のポイント
①から③までの間に下値抵抗線ができています。トリプルトップのネックラインです。ここに水平線を引いておくと④でそのラインまで戻ってきました。ラインを越えた後、長い髭の陰線で引けたので、②・③と同じ要領でエントリーします。ここはネックライン水平線での反発ですが、④の前の下げが直近安値を割れておらず上昇トレンド継続と判断できることから③の高値を超えていく可能性も高く、小ロットでのエントリーとします。

⑤のポイント
再度トリプルトップのネックラインまで戻ってきましたが、今度は④の高値まで届きませんでした。ここで長い髭の陰線ピンバーが出れば再度エントリーとなりますが、この場面ではこのまま上がっていくようにも見え逆張りでエントリーする根拠がありません。したがってノーエントリーとなります。⑤を過ぎて下がり始めると三角持合い下離れとなり、ダブルトップネックライン割れでの売りエントリーが定説となりますが、これは逆張りではなく、上昇トレンド崩れからの順張り(ブレークアウト)になります。

のポイント
①の手前の下値抵抗線のラインを割ったあとラインまで戻ってきて、ラインを終値で超えることができないので絶好戻り売りポイントとなりますが、ここも逆張りではなく①の手前の安値を割っているので売りトレンドへ転換確定の戻り売りとなります。

①~⑥までの目立った高値のポイントを見てみましたが、実際のトレードでエントリーできる逆張りは②・③・④の3回で、通常ロットで攻められる場面は1度もないことが分かります。

積極的に行く場合は②と③の間の上髭の長い陰線終値でエントリーもありですが、ここは損切りになっています。

①から③までの間はローソク足のゴチャゴチャを見ても分かるように、買いと売りの攻防が激しく、実際にその時点では上に抜けも下に抜けてもどちらに行くか全くわかりません。

上昇トレンド中の一休みにも見えますから、ここでの逆張り売りはロットを下げる必要があります。

また、トレンドに逆らった「逆張り」は何度も損切りに合う可能性が高いので、できれば順張りの中での逆張り(カウンタートレード)の方が圧倒的に優位性があると思われます。

トレンドに逆らった「逆張り」をする場合は、上記のエントリーポイントでオシレーター系のインディケーターを併用すると確度がグッと上がります。

そう考えると、「逆張り」はトレンド転換の瞬間を狙うのではなく、売られ過ぎ買われ過ぎの歪を欲張ることなく、うまく取って行く手法ということになります。

まとめ

  • トレンドを判断する。
  • 水平線を引く。
  • 水平線上のピンバーを確認する。
  • ピンバーの終値を確認してエントリーする。
  • トレンドに逆らった「逆張り」はロットに注意する。
  • トレンドに逆らった「逆張り」は欲張らずに歪が解消したら撤退する。
  • トレンド方向の押目・戻りにあたる「逆張り」が確度が高い。

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